【新唐人2013年6月10日付ニュース】米中首脳会談が6月7日から二日間、カリフォルニア州のアネンバーグ別荘にて開催されました。期間中、会場の入り口や習近平国家主席が宿泊したホテル前には横断幕を掲げた大勢の抗議者の姿がありました。日本や韓国、アメリカなどのメディアも抗議の様子を取材しました。
記者
「私の後ろの道路は『ボブ・ホープ・ドライブ』といいます。今日の午後、習近平主席が会談へ向かう際この道路を通過します。この長さ800メートルの道路は抗議の人々で溢れています。今見えているのはチベット人の抗議団体、その後ろはほとんどが法輪功学習者たちです。私の隣にいるこの女性は今朝4時に起きたそうです。何時にここに着いたのですか」
法輪功学習者
「6時ごろです」
記者
「どこから来られましたか」
法輪功学習者
「北京から来ました」
記者
「ここに来た目的は」
法輪功学習者
「法輪功が迫害され始めてから、私自身2000年から2003年まで3年間刑務所に入れられました。法輪功に対する迫害はあまりにも期間が長く、非常に残酷なので、すぐに止めさせなければなりません。江沢民をはじめとする元凶は法律で厳罰しなければなりません」
前日の夜に北カリフォルニアから車で南下してきた“中国チベット友好協会”の世話人ジオバーニ・ヴァッサロさんは、チベット問題は改善するどころか、かえって悪化していると指摘します。
中藏友好協会 ジオバーニ・ヴァッサロさん
「習近平の就任後、チベット人44人が焼身自殺しています。彼らが焼身自殺したのはチベット人が抑圧され、自由に意見を表現するためのはけ口がないからです」
他にも、民主活動家やベトナムの団体など数百人が、平和的な抗議活動を行いました。気温43℃の炎天下の中、習近平・主席が中国の人権の現状を改善し、人民に宗教の自由を与え、人民を抑圧する近隣の共産主義国家の共犯にならないことを望んでいます
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/08/atext911303.html (中国語)
(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)